透明芸人

全国を飛び回るドサ廻り芸人の日々のことと周りのこと。他には音楽/服/漫画/お笑い/カルチャー全般/ビスケッティ

あなた本当に思ってる?

映画を観てきた。久しぶりにひとりで映画館に足を運んだ。どうしても観ておきたい映画、アウトレイジの為に。

 

昼間の平日なのに客入りはまぁまぁある。人気と注目度を感じる。そりゃそうだ。面白いもの。

席に着くと隣にはカップル。映画デートなんていいじゃない。素敵だよ。と腰を下ろして開演を待つ。そして予告編が始まるや否や僕は違和感を感じた。

 

「おぉ、これ映画でやるんだぁ。うふふっ。あ、これはねーうんたらかんたら」

 

隣のカップルの男の人が女性に説明をしている。

 

「えへっ!このOOさんてなんでもやるなぁ〜」

 

「どゅふ!あーこの監督はさーなんちゃらかんちゃら」

 

うるせぇ。

 

マジでうるせぇ。

 

声が少し大きいのもあるのだけれど、話してる内容と笑い方がうるせぇ。

まぁまぁ、楽しいデート。そして自分は映画が好きで詳しくて知識を相手に伝えたい。楽しいを共有したい。それは結構。

 

でもうるせぇ。話してる内容は僕もへぇ!と思うような事もあるのだが、笑い方が非常に独特。文字でなんと説明したらいいのか、フッシュッシュッシュみたいな笑い方で非常に気になる。

するとその男が「アウトレイジってさーマジでコントなんだよ。ヤクザコント。めっちゃ笑っちゃうんだよねぇ。フッシュ。それにさー今回顔芸が凄いらしいんだよーフッシュッシュ。」

とドヤ顔ならぬフッシュ顔で話していた。

ここからは地獄の始まりだった。

 

場面が切り替わる、新しい出演者が出てくる、何かストーリーに起伏がある、誰かが喋る度に

 

フッシュッシュ!フーッシュッシュ!!

 

と笑うのだ。2時間ほどの映画で大げさではなく100回以上はフッシュをしていた。

 

いや、今何も面白いとこじゃないし。

いや、結構シリアスなシーンだし。

いや、とにかくうるせぇな。

 

無事終演。

 

「ん〜あんまりだったなぁ。登場人物とかの関係性が分かりづらいなぁ。」

 

俺はお前のせいで話が入ってこなかったとこあるぞ。

 

「初めてアウトレイジ観たんだけど全部こんな感じなのかな〜フッシュ」

 

お?

 

おお?

 

初めて観ただ?

 

おん?

 

貴様アウトレイジ初めて観たのに始まる前にドヤ顔でフッシュフッシュ言いながら語ってたのか?

 

「でもマジでヤクザコントだったー!超笑ったー!」

 

ぶち殺すぞてめぇこのやろう!!あぁん?!舐めてんじゃねーぞこのやろう!!どう落とし前つけんだこのやろう!!一生フッシュッシュ言えねぇ体にしてやろうかこのやろう!!

 

皆様も映画館に1人で行く時には席取りにお気をつけてください。

 

 

 

下ネタ

下ネタが好きだ。下世話な話助平な話から単純におっぱいとかおちんちんとかの単語も好き。

 

ウクレレえいじという男がいる。知ってる人も知らない人もいると思うが、とんねるずのみなさんのおかげでしたの人気コーナー、細かすぎて伝わらないモノマネ選手権に準レギュラーで出演している人だ。

と、言っても1年に1回しか無いんだけどね!ガハハー!というつかみでお馴染みの男だ。

 

僕も働いているショーパブにてネタとMCをやっている。モノマネのネタにツッコミを入れるやり方をウクレレえいじさんから学んだし、少なからず影響は受けている。はず。

 

先日、朝までウクレレえいじさんとお店にいた事があった。お酒も入ってはいたが、急にえいじさんが僕に

 

「セックス!」

 

と叫び始めた。

 

「おい!馬鹿野郎!ハメハメさせやがれ!ずっこんばっこんだ!あとさ、3pしてる時に目が合って会釈する感じ。あれって最高だよなぁ。」

と怒涛のパワーワードを僕に浴びせかけて来た。なぜそんな事を言ってきたのかはわからないが。

その時に僕は体中に電気が走ったように興奮した。面白すぎて震えた。

アロハシャツで坊主のおじさんがセックス!て言うだけなのに。

 

その日舞台で若手の子がピンクローターを股間に貼り付けて変態に扮してフリップネタをやるというのをやっていた。

そのあとお客様とお話ししていて「やっぱりさーえいじさんが言う下ネタと若い子が言う下ネタは違うよね。なんていうか深み?下ネタは言うだけじゃダメなんだよね〜」とのこと。

この言葉にも僕はとても感銘を受けた。

そうか下ネタというのはその人を映す鏡なのかと。

 

朝方、えいじさんが帰る時「じゃ!お疲れお疲れ!お疲れ!帰るね!」とみんなに挨拶して店を出る時に僕を指さして

 

「セックス!」

 

僕はセックスというだけで笑いを取る大人になりたいと思いました。

少しだけ未来に期待を持てました。

最近意識していること

人との付き合いは死ぬまで付きまとう。

 

人付き合いが嫌いなわけではない。ただ今仲良くしてくれる遊んでくれる人が心地よいのでそれ以上あまり求めていないというのが本心。

あと、嫌な人はとことん嫌になってしまいストレスを感じてしまうので避けてるのも本心。

それでも人付き合いというのは切れることはなくずっと付きまとう。

 

「人のふり見て我がふり直せ」、「反面教師」、の二つの言葉を大事な教訓としている。

 こういう人にはならないでおこう。ああはしないでおこうなど。

 

そこで、最近意識してやっていることがある。

それは、「肩書き、職業、年齢、収入、外見、性別、国籍などの様々な要素を全て取っ払って人と接する」ということ。

敬意を払って接するのはもちろん第一前提で。

それを意識してやると不思議と楽になりました。そしてあらゆる人の内面を見つめることができました。

上にあげたような項目を取っ払って接してみて、あ、こいつダメだな。合わねーな。なんだか一緒にいてしんどいな。と思ったら付き合いをしなきゃいい。

それでも、心地よい感覚で居れたらその人の事をとても大事にしようと思います。

相手側はそう思ってないかもしれないけど。でも与える事が幸せになることだと僕は信じています。自分が幸せになるため。

 

是非やってみてもらいたい。

定食屋にて

家の近所にある定食屋に良く行く。

定食屋と言っても昔からあるところみたいなのではなく、チェーンのところ。

安くて量もある。コストパフォーマンスに優れるという僕の大好きな要素がふんだんに入っている。

カウンター10席ほど、4人掛けボックス席3席ある。お昼時には相席にもなるだろうというくらい混雑はしている。

そこでいつも僕は、なんでやねんという気持ちにかられることがある。ちなみにお店に対してではない。ここにくるお客さんに対してだ。

 

まず、1人でボックス席に座る人。

なんで?なんで?ねぇなんで?席がそこしか空いてなかったの?そんなことないよね?自ら進んでそこに座ったよね?そのあと来た3名がカウンターに座ることになったよね?そんなことないよね?

 

そして食べ終わったあとにずーっと喋ってる人。

ここ喫茶店じゃねーんだ。駅前の食券の券売機で注文するタイプの飯屋だ。食ったらさっさと帰る。それ以上単価は上がらない。回転数を上げて利益を出さなくてはならないのだ。

 

せっかくいいお店なのに。そういう人が非常に多い。利用者の声としてここで上げさせてもらう。全く!

 

この世は競争社会

人の話を聞くのが好きだ。それも沢山喋ってくれるのを聞くのが好き。知らない話やその人でしか知り得ない話を聞けると、とっても得した気分になる。

 

先日、大学生の方とお話する機会があった。最初は他愛もない単位の話とか新しい環境の話を聞いていた。僕も大学進学した経験があるので懐かしさと共に歳をとったなぁなんて思いながら聞いていた。

そして話題はサークル活動になったときに事件が起きた。

 

「うちのサークル入るのに倍率があって、それが結構厳しいんですよ」

 

自分の目と耳を疑った。そして聞いた話を整理するのにしばらく呆然としてしまった。

 

サークルって誰でも入れるのではないの…?

え?なに倍率って…。

じゃあ入れないこともあるってこと…?

 

全ての質問がYESで返ってきた。

 

どうやらそのサークルは簡単に言うと何でもありの遊びのサークルで、色んなところの大学から集まった大きい団体らしい。

そこで毎年入りたい人を募集するのだけれど、そこから選考され、晴れてサークルの一員になれると。

その倍率が男子で2倍、女子になると6倍にもなるらしい。

 

無茶苦茶キモいと思ってしまった。

 

そしてそれを選んでいるのが代表と幹部と呼ばれる男子8人ほど。

 

無茶苦茶キモいと思ってしまった。

 

選考基準は男子はノリ、女子は顔。

 

無茶苦茶キモいと思ってしまった。

 

でも、会ったこともなく知らない人を否定批判するのはナンセンス。僕はそれはしたくない。

 

でも無茶苦茶キモいと思ってしまった。

 

人生の先輩としてただ一言。

「それは言わない方がいいよ。知らない方がいいこともあるし、それが幸せってこともある」

 とだけ伝えた。

 

その代表と呼ばれる方はどんな人なの?と質問してみた。すると、

 

「うーん。人脈はすごいある人ですね。」

 

oh…

 

僕は人脈というものが苦手だ。好きくない。

と言うと変な感じになるので正確に言うと、人脈を作りに広げに必死になってそれが全てだとのうのうと言ってる奴が苦手なのだ。

 

そりゃ僕の仕事も人と人の繋がりはとても大切だし、僕は本来使われる側の人間。使ってくださることがとても有り難い。

 

でもその代表と呼ばれる方がどんな方?という問いに真っ先に人脈はすごいあると答えられるということは、その人自体の魅力がないということになる。

 

その人の価値はその人ではなく周りになる。そんなの悲しい。

 

それにそんな人に選ばれるのはきちい。

 

弱肉強食なのかやはりこの世界。

眠れないので

本来こういう形で文を書くのはいいことなのかはわからないのだけれども、眠りが浅い為か寝付けないのでそれまでつらつらと書きたいと思います。

 

最近はめっきりと無理をしなくなった。もちろん、やらなくてはならないことはあるし、やるのだけれども。ここで言う無理をしないと言うのはもっとプライベートなこと。

人付き合いであったり日々生活するにあたってのこと。

 

とある人に「もっと自分を甘やかして、自分を許してあげてください」と言われた。

正直その時にはピンとこなかった。自分を甘やかす?

いやいや僕なんてものは甘ちゃんのあまちゃんNHKでドラマをやる前からあまちゃんだった自負がある。なのに甘やかしていいと。不思議なこと言うもんだ。

そして自分を許してあげてくださいと?

いやいや僕なんて七つの大罪を全てくるんで具現化したような人間なのに許してあげてなんて不思議なこと言うもんだ。

でもそうした方がいいんだと。僕は生きるということを知らず知らずのうちに無理をしているんだと。

どこかで自分を作り上げているが故に自分の首を締めて窮屈になっていると。

 

なにが言いたいかと言うと。最近占いにハマっている。

人の言うことを聞かずに育った僕が31歳でやっと誰かの言葉に耳を傾け始めた。

なぜかと言うと、初めて知ってる人に占ってもらったからだ。

雑誌やテレビの占いは誰が誰に向けてやっているかわからないから胡散臭い。

占い師の方は初めましてなのに俺のなにがわかるんだと思っている。

だけど今回のパターンは違った。だから一度飲み込んでみようと思った。てなだけの話。

 

だから最近は無理をしないようにしてる。

 

 

すごくストレスだ。

 

だって今までこうだ!と思ってたことをやらなかったりするもので。でもそうしていることが普通なんだからそれでいいと。

これは精神衛生的にいいのか…?と。やり方あってるのかなぁ?なんて思いながらやってます。

それに30年以上もこびり付いたものを剥がすのだからそれは一苦労。ただ、そうやって気楽にしてみるのも悪くない。という気持ちを手に入れるためにやっています。

 

やっと眠気が迎えに来たみたいです。遅刻もいいところだな。

 

おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

怖い話

日常の流れて行く時の中で様々な声が聞こえてきます。雑談や内緒話、仕事の話から悲しい怒りの話など。

そういう話に聞き耳をたてるのはあまりいいことではないと思う。でも聞こえてきてしまうのはしょうがない。今日はそんな話。

 

渋谷で昼飯を食ってやろうととあるお店に入った。唐揚げがどうしても食べたかったので。

そんなことはどうでもよく。席についてムシャムシャと唐揚げ定食を食べていたところ、隣の席に若い女性の2人組が来た。

着席した途端タバコを燻らし「疲れましたねぇ」などと他愛もない話を始めた。

僕はお味噌汁をすすりながら2人の関係性を探っていた。多分同じ職場の先輩後輩なのだろう。でもとても仲が良くプライベートでも交流がある感じだ。

 

「あ、そういえばこの前地元どうでした?」

 

と後輩であろう子がトークテーマを叩き出した。どうやら先輩が地元に帰省していたようだ。

 

「それがさぁ…!マジで最悪だったんだよ」

 

お。なんだなんだ。地元に夏に帰省するだなんて楽しい事の方が多いのではないのか?と思いながら僕は漬物をかじっていた。

 

「あのねー、地元のみんなであたしが帰って来た時にBBQしようよってなってて、人とかも超集めてくれて。でさー、BBQの前の日の夜にあたし超ベロッベロに酔っちゃって、BBQ行けなかったのー。そしたらさー、仲良かった奴が『お前さ、前々からやるって言ってて皆集まってくれたのに、前の日に酔っぱらいすぎて具合悪いから行けないってありえねーから!』ってブチギレてきて。意味わかんなくなーい!?」

 

と。

 

僕はご飯のおかわりを貰いながら先程の話を整理していた。どう考えても正論はその友達だし。どう考えても悪いのはあなただし。

すると後輩が、「うわぁマジっすか?しんどいっすねー」と。

そりゃそういう言い方になるよなぁとご飯のおかわり多いなと思いながら、話を聞いていた。

すると

 

「てかその人達マジ調子こいてません?友達だったら許せや!て話じゃないすか?そんなん友達って言えなくないっすか?全部ブロックしましょうよ」

 

え、マジで?そうくる?と食後のオレンジジュースを飲みながら目をひん剥いた。

 

するとその2人でSNSからラインから全部ブロックし始めた。おっけーおっつーみたいなノリで。

そんな簡単に故郷を捨てられるのか。東京はすごい街だな。と思いながらお会計をして貰った。

今の人達ってそんな簡単に人間関係を切ることができるのだなぁ。と。すごいなぁ。

 

あとやっぱり飯を食うときは禁煙席のがよかったな。と思いました。