透明芸人

全国を飛び回るドサ廻り芸人の日々のことと周りのこと。他には音楽/服/漫画/お笑い/カルチャー全般/ビスケッティ

地元のツレはバンドマン

である。

 

先日、東京にライブをしにやってきたので観に行きました。場所は横浜BBストリート。

まずこのハコについて書きたい。初めての経験は皆んなに聞いて欲しい。

ライブハウスがある所はどんなイメージがありますか?きっと人それぞれだとは思うのだけれど、こんな感じだと思う。

  • 地下にある
  • ちょっと離れたとこ
  • 暗い

みたいな。

 

僕もそうだったのだけど、BBがすげーんだ。

横浜の関内駅にあるのだけれど、駅出て目の前にあるの。それだと普通に思うでしょ?

駅ビルの中にあるの。しかも12階。

ダイソーが2階にあって本屋が3階にあってライブハウスが12階。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディズニーランドかよ

 

とか思ったりもしたのは置いておいて。すげーとこにあるなぁて思っただけ。

で、ライブを観に行ったわけ。それがこちら。

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このジャケにピンときたらバンドマン。ランシドだ。

1番最初に記されているSt.elmo's fireてバンドが僕のお友達。スリーピースバンドなんだ。

昔は僕もこのバンドでドラムを叩いていたんだ。

*注 この話には諸説ありますし、話すと長いことなるからそういうことにしてあるということだけご理解ください。嘘ではないけど本当ではないみたいな。

 

まぁライブは友達補正とか抜きにしてカッコいいからそんな感想は置いておいて。

この人達がまぁあれなんだ。体中にタツーが入ってるのよ。もうギャンギャンに入ってるわけ。手の甲とかにも入ってるの。

入れたばかりの時に「やったべ。もうカタギの仕事できねーから。まーなんとかなるべ。」とのほほんとしたものでした。

 

でね。そんな彼らも31歳今年で32歳。もちろん僕も。

その3分の2が結婚もして子供もいるんだから。もう1人も婚約してるから間も無くとのこと。

僕は彼らに会う度に背筋をピンと、襟元を正す気になる。

彼らはやりたいことをやっているなぁと。もちろんそれは僕もそうなのだけど。なんというか質が違うというか。

会う度に、「最近頑張ってるみてーじゃん。」と言ってくれる。頑張ってはいる。と思う。

「ま、なんだかんだちゃんとやれてるしできてるよな。」と昨日は言われた。

僕は、あとテレビに出るだけだわと言った。

すると、「テレビ出たら楽になるだけだろ?」と言われた。

僕はすごく納得した。本当にその通りだ。

 

僕のお仕事は今はドサ回りを基本的な食い扶持にしている。イベントに出てネタをやったりなど。

相方とよく話すし他の人にも言う。今コンビとして足りないもの。それは圧倒的に一般知名度であると。

芸歴も生意気なことは言えないが8年目に突入した。少しは相手がどうしたら喜んでくれるのかくらいはわかるようになった。

でも、我々は観てくれないと意味がない。できます!やれます!と言ってもただの遠吠えに過ぎない。

観てもらうためには有名にならなければならない。顔を刺してもらはなくてはならない。

本当に痛感する。

 

「アングラでやってんのってカッケーからな。でもさ、一回そこのとこ顔出してからアングラに戻ったらもっとカッケーから。」

そこのとこというのは要するにメインカルチャーの部分。我々で言うテレビだ。

昔からカッコつけてた。タバコだってカッコいいから吸ってる。それは今も。

僕はお笑い芸人がカッコいいと思っている。そうなりたかったけど、カッコつけ方を間違えて痛々しくなってた時もあった。

もう一回カッコいい奴になりたいなぁと思って襟元を正した。そんな昨日の夜。